【EU】2022.01.11 発表
欧州委員会は、ビル・ゲイツ氏設立の「ブレークスルー・エナジー」によるクリーン技術展開促進プログラム「ブレークスルー・エナジー・カタリスト」が、欧州を拠点とする革新的なグリーン技術プロジェクトの提案依頼を公表したと報じた。これは、同プログラム、欧州委員会、及び欧州投資銀行が2021年11月の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で立ち上げた「EU−カタリスト・パートナーシップ」の大きな第一歩である。このパートナーシップは、欧州グリーンディールの目標、及びEUの2030年気候目標・2050年気候中立の実現に資する技術の展開・商用化加速のため、2022~2026年に10億ドル(約8億2000万ユーロ)を動員。クリーン水素・持続可能な航空燃料・直接空気回収・エネルギーの長期貯蔵を支援対象分野とし、官民が連携して大規模な実証プロジェクトに投資する。同パートナーシップへのEU資金は、ホライズン・ヨーロッパ等から拠出され、公的資金1ユーロに対し民間資金3ユーロを呼び込むと想定されている。
【欧州委員会】
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