【企業】2021.11.12 発表
株式会社ユーグレナは、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構と瀬戸内海汽船株式会社および西日本旅客鉄道株式会社と連携のもと、11月12日(金)、広島・宇品港(広島市)において、次世代バイオディーゼル燃料(サステオ)を用いた観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」試験航行(技術調査の一部公開)を実施したことを発表。
今回の試験航行は、内航船舶におけるバイオ燃料の利用可能性を探るため、通常使用している燃料(軽油)の一部にバイオ燃料を加えて実際に航行させることで、航行時の性能等に関する確認を行うためのものであり、今後、内航船舶へのバイオ燃料利用の可能性が高まることが期待される。
ユーグレナ社ではこれまで、第三者機関による燃料の性状検査や各種の導入実績からサステオの安全性などを確認してきたが、今回実施した技術調査によって、内航船舶やディーゼルエンジンにおけるサステオの軽油代替性に関する信用が一層高まり、結果として内航海運業界その他分野でのバイオ燃料利用の可能性が高まることが期待される。
【株式会社ユーグレナ】
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