【企業】2021.10.14 発表
ENEOSが2019年5月に米国子会社のENEOS Power USA LLCを通じて15%の権益を取得したサウスフィールドエナジー天然ガス火力発電所が、このほど商業運転を開始した。
同発電所は、米国オハイオ州コロンビアナ郡に位置する出力約118万Kwの高効率ガスタービンを採用した最先端の低炭素天然ガスコンバインドサイクル方式の発電所であり、同発電所において発電された電力は、米国最大の卸電力市場であるPJM Interconnection LLCを通じて、米国北東部に供給される。
現在、地球温暖化問題への対応として脱炭素化が世界的潮流となる中、天然ガス火力発電は、出力調整によって電力需給バランスを安定させる機能を持つことから、再生可能エネルギー由来の電力を補完し、電力の安定供給維持に貢献する。また、原料である天然ガスは化石燃料の中で最も低炭素であることから、脱炭素化を段階的に進める上で、重要な役割を果たす。
【ENEOS株式会社】
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