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【国際機関】2021.07.26 発表

気候変動に関する政府間パネル、第6次評価報告書「自然科学的根拠」を承認へ

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、2021年7月26日~8月6日にオンラインで開催する第54回IPCC総会において、IPCC第6次評価報告書(AR6)のうちの第1作業部会(WG1)報告書「気候変動2021:自然科学的根拠」を承認する手続きを進める。同報告書は、これまでの温暖化や将来の温暖化予測に関する最新の自然科学的知見をまとめ、気候がどのように変化してきたか、なぜ変化してきたのかを示すとともに、極端気象を含め人間が気候に与えている影響等についても分析している。234人が執筆に携わり、参考文献(科学論文)は1万4000編を超えた。同時開催される第14回WG1会合において、報告書の政策決定者向け要約(SPM)について精査が行われたのち、総会による承認を経て報告書本体が受諾される。報告書の公表は同年8月9日に予定されている。なお、IPCCが承認のための会合をリモート形式で実施するのは今回が初だという。2022年には、他の2つの作業部会の報告書を含む全てのAR6が揃う予定である。
【気候変動に関する政府間パネル】

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