【ドイツ】2021.04.19 発表
ドイツ連邦環境省(BMU)は、動物保護施設を運営する団体に対し、コロナ支援を提供することを公表した。新型コロナウィルスの世界的流行は、ドイツ国内で動物保護に取り組む団体に深刻な経済的問題を引き起こしている。寄付額は減少し、寄付金を募るイベント活動の機会も失われている。さらにコロナ禍では動物を仲介する機会が失われ、かつロックダウン中は保護した動物の世話により多くの手間が必要となっており、これらの団体に困難な状況を引き起こしている。ドイツ連邦議会は、2020年12月に動物保護団体に対し助成金を支給することを決定しており、動物保護施設の状況を改善し、動物福祉を保障するために、2021年予算では500万ユーロの資金が用意されている。今回、資金調達ガイドラインが施行され、これにより動物保護施設を運営するすべての団体は、1回限り7,500ユーロの運営補助金を申請することができる。
【ドイツ連邦環境省】
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