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【国連】2021.02.23 発表

第5回国連環境総会、地球規模の環境危機に共同で対処する必要性を確認

 国連環境計画(UNEP)によると、2021年2月22~23日に第5回国連環境総会(UNEA-5)が開催され、地球規模の環境危機に対処するための団結した取組の必要性を確認する政治声明が承認された。総会には加盟国のうち153ヶ国から1500人以上の代表者や60人以上の環境大臣などが出席した。声明のなかで加盟国は、国連や多国間協力への支援を強化する意向や、世界的な課題に対処して成果を挙げるには共同の取組が不可欠だとの認識を新たにした。地球環境保護を主導するUNEPの役割等を再確認し、環境課題に取り組むうえでより包括的な多国間主義の必要性などを訴えている。また、人と自然との関係が現状の持続不可能なままでは感染症の世界的大流行(パンデミック)が繰り返し起きるリスクがあると警鐘を鳴らし、気候変動、生物多様性の喪失及び汚染という地球規模の環境危機への深い懸念を表明した。加盟国は、UNEA-5を今回のオンライン形式と2022年2月予定の対面形式との2段階方式で開催することにも合意した。
【国連環境計画】

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