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【国連】2021.02.17 発表

国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター、ドミニカ共和国、マラウイ、タイが生態系評価に着手と報告

 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、新たにドミニカ共和国、マラウイ、タイが国家生態系評価イニシアティブに参加し、生態系評価のプロセスに着手していることを報告した。このイニシアティブは、国としての生態系評価(NEA)を行うための能力構築及び国家政策における評価結果の反映を支援することを目的に、同センターが国連開発計画(UNDP)やユネスコと協働で推進しているものである。3ヶ国は、生物多様性と生態系サービスの価値を考慮した政策策定を目指して前進を続ける。同センターによれば、自然の価値や自然が人にもたらす恩恵は、国の政策や意思決定において見過ごされたり過小評価されたりしがちである。NEAを通じて生物多様性と生態系サービスの多様な価値についての根拠をはっきりさせることで、こうした価値を十分に考慮した政策決定が可能になる。NEAは生物多様性の保全と自然の持続可能な利用に関する様々な知識や取組の担い手を動員すること等にも寄与するという。現在同センターは10ヶ国以上のNEA実施を支援している。
【国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター】

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