【ドイツ】2021.02.10 発表
ドイツ連邦内閣は、連邦自然保護法改正第3次法案を承認した。これは、昆虫保護とグリホサートの廃止を規定する法令の制定を可能にするもの。法案は、草原果樹園や多様な種が生息する草原などのビオトープを昆虫のための生息空間として保護すること、そして夜行性昆虫を光害から保護することを規定している。さらに連邦内閣は、連邦農業省が提案した農薬使用令改正案も承認した。この改正案では、グリホサートの使用を厳格に制限し、2023年末までに完全に禁止する他、保護地域では他の農薬の使用も禁止され、さらに水域周辺における農薬の使用の禁止も規されている。
【ドイツ連邦環境省】
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