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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2021.01.15 発表

ドイツ 日常生活の移動に関するカーボンフットプリントを算出

 ドイツ連邦環境庁(UBA)は、日常生活における移動に関するカーボンフットプリントを調査した研究結果を公表した。これによると、大都市で暮らす人は、農村で暮らす人と比べ日常生活における移動におけるCO2排出量が少なく、また、ほぼ日常的に自動車を利用する人は、運転免許を持たず公共交通機関のみを利用する人と比べCO2排出量は約5倍になることが分かった。さらに、収入が非常に高い世帯は、収入が低い世帯と比べ日常生活において2倍以上のCO2を排出しており、職業についている年齢層におけるCO2排出量は、20歳未満と60歳以上の年齢層における排出量の2倍となっている。研究は、社会・人口統計学上の特徴(年齢など)、経済的地位(所得水準など)、様々な交通手段との関わりなどの視点から分析したものであり、CO2排出量は、連邦環境省の運輸分野排出量算定モデル「TREMOD」を用い算出した。
【ドイツ連邦環境庁】

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