【ドイツ】2020.12.03 発表
ドイツ連邦環境庁(UBA)は、火工技術協会(VPI)と共同で実施した調査により、ドイツ国内では年間2050トンの粒子状物質が花火の燃焼により排出されていることを公表した。これは、ドイツ国内の年間PM10排出量の約1%、年間PM2.5の約2%に相当する。今回の調査では、独立した試験機関に花火の燃焼中の排出量の測定を依頼し、そこから排出係数を導いた。連邦環境庁は、大気汚染物質排出量報告書の作成において、2021年は初めて新しい手法に基づいた排出量を使用するとしている。さらに国連欧州経済委員会(UNECE)と国別排出上限指令(NEC)に基づく報告書作成のためのEMEP/EEAガイドブックにこれを適用することを計画している。VPIは、近く、この研究結果を科学ジャーナルにおいて公表する。
【ドイツ連邦環境庁】
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