【ドイツ】2020.07.10 発表
ドイツ連邦環境省は、ライプツィヒ市で実施される蝶の多様性保護プロジェクトに約70万ユーロ拠出することを公表した。プロジェクトは、蝶の多様性を促進できる都市空間の設計の普及を目指すもの。ヘルムホルツ環境研究センター(UFZ)、ドイツ生物多様性統合研究センター(iDiv)、BUNDザクセン、ライプツィヒ市が協力し実施する。市民科学者として活動しているライプツィヒ市の市民とともに、市域内の蝶とその生息地を守るためのキャンペーン、在来種の蝶の外観や多様性、生態についての包括的な情報提供、公共の緑地や民間の庭などを自然に配慮した形に設計・管理するための知識の普及を行っていく。プロジェクトは4年間実施され、他の都市における同様のプロジェクト実施のモデルとなることが期待されている。
【ドイツ連邦環境省】
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