【アメリカ】2020.02.20 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、飲料水中のパーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸塩(PFOS)の規制を含む規制決定案を公表した。EPAは、第4次飲料水汚染物質候補リストに収載された8物質の規制の必要性を評価し、PFOA及びPFOSを規制対象に、1,1-ジクロロエタン、アセトクロール、臭化メチル、メトラクロール、ニトロベンゼン、RDXの6物質は規制対象外にすることを提案した。EPAはこの規制決定案に関する意見に加え、他のパーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)に関する情報や検討中の監視要件と規制措置に関する意見も公募する。
EPAは安全飲料水法(SDWA)に基づき5年毎に汚染物質候補リストを公表している。リストには飲料水に含まれている又は今後含まれる可能性があるが規制されていない汚染物質が収載される。リスト公表後、規制決定(Regulatory Determination)と呼ばれる手続きによって5物質以上の規制の必要性を判断し、必要と判断された物質の規制策定手続きに入る。【アメリカ環境保護庁】
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