【ドイツ】2020.02.13 発表
ドイツ連邦環境省(BMU)は、開発途上国並びに新興国で実施される気候保護を目的とした南北協力プロジェクトを支援するための新しい資金提供プログラムの設置を公表した。これは、国際気候保護イニシアティブ(IKI)の一部であり、国の対策において対象とならない小さな組織を支援するものとし、ドイツを拠点とする市民団体が応募の対象となる。プログラムでは、定期的に様々な重点での公募が実施され、年間10件から15件のプロジェクトが採択される予定である。それぞれ30万ユーロから80万ユーロの資金提供規模であり、2年から3年の期間で支援される。プログラムの全体予算は5年間で3000万ユーロとなっている。2月12日に公表された最初の公募重点は、温室効果ガスの削減と生物多様性の保護である。温室効果ガスの削減では、エネルギー、モビリティ、都市の分野におけるプロジェクトが対象となり、生物多様性の保護では、2021年に開始する「国連生態系の回復の10年」、並びに生態系保護地域の持続可能な活用に関するプロジェクトが対象となる。【ドイツ連邦環境省(BMU)】
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