【国際機関】2020.01.30 発表
世界気象機関(WMO)が支援する「拡大アフリカの角」気候展望フォーラム(GHACOF)は、アフリカの角周辺地域における2020年3~5月の気候予報を公表した。アフリカの角周辺地域では、2019年10~12月の雨季に降雨量が過去最大級となり、洪水に加え、サバクトビバッタ大量発生による作物被害も起きている。予報によると、2020年3~5月も全体的に高温多湿になるとみられ、GHACOFは引き続き警戒と被害軽減措置を呼びかけている。具体的には、タンザニア東部、ソマリア東部、エチオピア東部、ケニア南西部、ルワンダ西部、エリトリア及びブルンジの大部分、スーダン東部及び南西部を中心に、平年より高温になる見込み。ケニア西部、ウガンダ南西部及び東部、ルワンダ東部、南スーダン西部では平年より降雨が多く、突発的な洪水が起こる可能性もある。タンザニア北部、ウガンダ北部、ケニア西部及び北東部、エチオピア南西部、ソマリア南部などで雨季入りが平年より早い見込み。エチオピア中部及び北東部、ソマリア北部では雨季入りが平年より遅く、エチオピア中部及び北東部、タンザニア南部では平年より降雨量が少ない見込み。【世界気象機関】
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