【ドイツ】2019.12.16 発表
ドイツ連邦環境省は、ドイツで暮らす人々の半数以上が環境や持続可能に考慮した休暇旅行に賛同しているにも関わらず、これを考慮している旅行は10%にも満たないとする調査報告書を公表した。これは、連邦環境省が、休暇旅行調査共同体が実施する調査に参加し、ドイツ国内における休暇の需要における持続可能性の重要性について最新のデータを分析したもの。現在の人口構成をもとに対面式とオンライン式で実施された調査であり、ここでは、休暇旅行における移動距離が近年大幅に伸びていることも示されている。そのほとんどが空路であり、主にヨーロッパ域外への長距離旅行となっている。そのうち、2%だけがカーボンオフセットを実施しており、旅行または宿泊施設を選択する際、環境や持続可能性に関する認証を重視している旅行客は6%のみであった。連邦環境省は、様々な旅行形態による気候への影響から、個々が、持続可能な休暇旅行への関心を高めることが重要であるとしている。【ドイツ連邦環境省】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.