【研究機関】2019.12.03 発表
持続可能な消費生産センター(CSCP)は、持続可能性の高い生活様式に変えていく方法をわかりやすく示したオンラインの対話型ツールキット「Taste the Change(ライフスタイル変革を経験してみよう)」を公開した。これは、気候変動や持続可能性に取組むNGOを対象とした能力構築プログラム「アカデミー・オブ・チェンジ」(AoC)の一環として開発された。ツールキットの主人公「クリス」は、地球の持続可能性と福利について気にかけているが、生活様式はその価値観を十分に反映したものにはなっておらず、食生活は肉を中心としている。ツールキットでは、欧州市民の74%が日常的に肉を食べているなど、まず自分の生活様式の背景情報を学ぶ。次に、肉食中心の生活になっている個人的、社会的、環境的要因を認識し、行動を変えるための適切なツールを選択する。例えば、クリスの職場では食堂に肉を中心としたメニューしかないが、早く精算を済ませられる野菜中心のメニュー専用ラインがあったらどうだろうか。最後に、行動変革の効果を測る方法を学ぶ。終了すると、抽選でAoCチームの1時間のコーチングセッションを受ける権利が得られる。【持続可能な消費生産センター】
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