【国連】2019.08.28 発表
国連は、スウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥンベリ氏が、気候行動サミットに出席するためヨットで大西洋を横断し、サミット開催地のニューヨークに到着したと報じた。グレタさんは人為的活動による炭素排出量増加や環境汚染の危機への世界の意識向上を促すため、化石燃料を使用せず炭素を排出しないヨットで父親らと航海した。国連は、この行動への称賛と結束力を表すため、持続可能な開発目標(SDGs)それぞれを表した17隻のヨットを用意して出迎えた。国連は若者たちの「世界を変革する力」に期待を寄せており、2019年9月に行われるユース気候サミットと気候行動サミットには、国連事務総長の呼びかけに応えて、グレタさんら数百人の若者たちが参加して気候変動対策案を提案する予定である。グレタさんは2018年8月にスウェーデン国会議事堂前で気候行動について訴え、世界のメディアから注目を集めた。それ以来、世界の若者たちも各地で同様の訴えや行動を起こし始めている。【国連】
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