【国際機関】2019.06.26 発表
グローバル・フットプリント・ネットワークは、2019年の「アース・オーバーシュート・デー」(人間の環境資源・サービスへの需要量が、その年に地球が再生産できる量を上回る日)が過去最も早い2019年7月29日になると報告した。オーバーシュート・デーの到来は過去20年間で2か月早期化した。2019年に人類は地球1.75個分の資源を必要としていることになる。化石燃料燃焼からの炭素排出は、人類のエコロジカル・フットプリントの60%を占めている。人類の資源需要量が地球の再生産量を上回るようになったのは1970年代初頭で、オーバーシュート・デーを毎年5日遅らせられれば2050年までに再び地球1つ分の資源で済むようになるという。方法としては、例えば肉の消費の50%をベジタリアン食に変えるとオーバーシュート・デーを15日遅らせ、カーボン・フットプリントを50%減らせば93日遅らせられるという。グローバル・フットプリント・ネットワークは、個人のエコロジカル・フットプリントを計算できるツールを公開し、資源利用を減らす行動を呼びかけている。【グローバル・フットプリント・ネットワーク】
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