【アメリカ】2019.04.23 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、2019年4月23日、大学生チームがキャンパスの雨水管理の設計案を競う「キャンパス・レインワークス・チャレンジ」の第7回受賞チームを発表した。同設計案は「実証プロジェクト」と「マスタープラン」の2部門で募集され、前者はキャンパス内の特定の場所に、後者はチームのキャンパス全般にわたり、それぞれグリーンインフラを導入して雨水汚染対策をする。雨水管理のためのグリーンインフラ技術やツールには、グリーンルーフや透水性材料などがあり、これらを活用して降雨があった場所で雨水を処理し、汚染された雨水の下水道への流入を防いで水路汚染を軽減する。
実証プロジェクト部門の第1位はオレゴン大学で、地元の高校に多様なグリーンインフラを導入する再設計を行った。第2位はアリゾナ大学だった。マスタープラン部門の第1位はルイジアナ大学ラファイエット校、第2位はフロリダ国際大学がそれぞれ受賞した。【アメリカ環境保護庁】
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