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【環境省】2019.03.19 発表

温泉熱の有効活用に関するガイドラインを作成

 環境省は、温泉熱を有効活用するための技術や検討手法などをまとめたガイドラインを作成し公表した。
 日本では、古くから温泉が地中から運んでくる熱を煮炊きや暖房など生活の一部として有効に活用してきており、技術の発展にともない、温泉熱の更なる有効活用が可能となっている。
 しかしながら、温泉資源の枯渇等の懸念や活用方法・活用可能性、経済性が不透明等の理由により十分な活用が進んでいない。
 温泉井戸は全国に27,000本以上が存在しており、地域固有の熱源として、そのポテンシャルは高く、有効活用が期待されている。

 ガイドラインは、4月上旬までに以下のサイトにて掲載予定。
  温泉熱の有効活用について(環境省)
  http://www.env.go.jp/nature/onsen/spa/spa_utilizing.html

 温泉は地域固有の熱源であり、その熱を空調や温水生成などに有効活用することにより、化石燃料の使用量を削減させ、地球温暖化対策や省エネに貢献するだけでなく、経済性の確保と環境負荷の低減が両立した地域づくりなどに貢献できる可能性がある。

 環境省は、このガイドラインにより温泉熱の更なる有効活用が促進され、低炭素社会実現への機運が高まることを期待している。

【環境省】

プレスリリース

http://www.env.go.jp/press/106616.html

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