【ドイツ】2019.01.29 発表
ドイツ連邦環境庁は、2017年の温室効果ガス排出量報告書を欧州委員会に提出した。これによると、ドイツ国内の2017年の温室効果ガス排出量は9億660万トンとなり、前年比で約440万トンの減少(0.5%減)となった。交通部門では、1億6800万トンであったが、この大部分(96%以上)が道路輸送を要因としているという。エネルギー部門は大幅に減り、1950万トンを削減した。これは、特に風力発電の増加により石炭の使用が削減したこと、さらに複数の発電施設が操業を停止したことが減少の要因として挙げられている。農業部門における温室効果ガスの排出量も無機質肥料の使用量削減により、若干減少した。一方で、産業プロセスの部門では、金属・セメント産業の好調な発展を背景に、前年比で2.5%増加した。【ドイツ連邦環境庁】
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