【イギリス】2018.07.25 発表
イギリスの森林委員会とナショナル・パークス・イングランドは、国立公園の森林の管理についての新たな合意(Accord)を共同で発表した。これは森林のもつ環境、経済、社会的価値と、法で定める国立公園の目的を考慮し、国立公園の森林を自然資本の考え方に則った持続可能な方法で管理することをめざすものである。合意内容は実践的で達成可能な国レベルの枠組みを定めたもので、共通の重点事項として以下の5項目を挙げている。
1)国立公園の景観と園内の森林を拡充する意思決定
2)国立公園内の森づくりと森林範囲拡大
3)自然資本の考え方に則った最高水準の森林管理
4)目標の実現に寄与する森林管理への助成制度
5)国民の森林への関与と結びつきの強化
個々の国立公園レベルの重点事項はそれぞれのニーズに従って各公園で決定するとしている。森林委員会は森林の保護や管理を任務とする政府機関で、ナショナル・パークス・イングランドはイングランドに10か所ある国立公園の各運営機構(NPA)で構成されている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
https://www.gov.uk/government/news/new-accord-launches-to-enhance-national-parks-and-woodland
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