【国際機関】2018.03.24 発表
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、2022年冬季オリンピック大会の低炭素化を目指す中国河北省の張家口市に、再生可能エネルギーの導入計画などで協力する。2018年3月24日、河北省人民政府とIRENA事務局長がこの協力合意に署名した。北京と、約200キロメートル離れた張家口市はともに大会開催都市となっている。合意のもと、「低炭素オリンピックゾーン」が設置され、オリンピック施設に再生可能エネルギーによる電力が供給される計画である。また風力、太陽光、バイオマスなど再生可能エネルギー資源が豊富な張家口市は、2020年までに発電量の半分を再生可能エネルギーでまかなうことを目指す。IRENAは同市が中国初のエネルギー転換パイロット都市となるための支援も行うという。
中国の太陽光エネルギー導入の伸びは目覚ましく、2017年の1年だけで太陽光発電53ギガワットが増加した。再生可能エネルギーによる発電をさらに拡大するため、中国は2020年までに3610億ドルを投資すると表明している。【国際再生可能エネルギー機関】
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