【国連】2018.03.21 発表
国連環境計画(UNEP)とエチオピア航空は、航空事業の環境持続可能性を高めるための協力覚書を締結した。覚書には具体的行動として「旅客1人につき1本の植樹」を行うプロジェクトが盛り込まれ、エチオピア航空は900万本を目標に国内各地に植樹を行うことになった。植樹プロジェクトはUNEPが同国内で実施中のREDD+プログラムと協力して行う。覚書にはこのほか、エチオピア航空の事業における環境配慮のための研修(研修の分野として持続可能な消費と生産、統合的廃棄物管理、有害化学物質処理、大気質モニタリングのための能力強化)、機内エンターテイメントで使える環境意識啓発資料の開発、エチオピア航空学校でのUNEPプログラムに関するコース開設などが含まれている。ソルハイムUNEP事務局長によると、これはきわめて先駆的な合意であり、「航空部門全体に強く前向きなメッセージを打ち出すもの」である。覚書は開催中のアフリカ民間航空バイオ燃料サミットの会期中にアジスアベバで締結された。【国連環境計画】
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