【イギリス】2018.01.07 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、イングランド北部の都市リバプールからハルまでを結ぶ高速道路M62号線沿い(120マイル超)に、今後25年間で5000万本超を植樹し、新たに「北方森林」を創出する計画であることを公表した。イギリス政府が25か年環境行動計画の一環として約600万ポンドを提供し、森林保護団体のウッドランド・トラストとコミュニティ・フォレスト・トラストが植樹する。植樹は、森林性鳥類やコウモリの生息地拡大、赤リス等の在来種保護等に役立つという。イギリス政府は30億ポンド超を出資して大気浄化、動物福祉向上等を進めているが、新たに「北方森林」を創出することで、より健全な環境を次世代に引き継いでいくことを目指すという。上記2つの森林保護団体は、地域の人々や広範なパートナーと共に植樹作業を進め、政府によるイングランド北部経済振興策(ノーザン・パワーハウス)としての今回の新たな森林創出で、20億ポンド超の経済効果がもたらされると見込んでいる。植樹は2018年3月に開始される。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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