【地方自治体】2017.03.21 発表
栃木県は絶滅のおそれのある県内の野生動植物をピックアップした「県版レッドリスト」を改訂した。改訂は6年ぶり。掲載数は138種増加して1531種となり、うち絶滅危惧種は75種増の1021種となった。
絶滅危惧種は、絶滅の危機に瀕している「絶滅危惧I類」(Aランク)、危険が増大している「絶滅危惧II類」(Bランク)、存続基盤が脆弱な「準絶滅危惧」(Cランク)などに分類される。今回、Aランクは44種、Bランクは28種、Cランクは3種それぞれ増加した。
県によると、前回に比べ、里山林整備などの効果により動植物の生息・生育環境が改善された例もみられたが、湿地の乾燥化や外来種の侵入などの影響により、全体としてはリスト掲載種が増加する結果となった。
県内で絶滅したとみられていた多年生の腐生植物「ホンゴウソウ」が約80年ぶりに発見され、「絶滅」から「絶滅危惧I類」となった。また、アズマヒキガエルは湿地の乾燥化などによる生息・生育環境の悪化により減少が進み、「要注目」から「準絶滅危惧」に引き上げられた。
改訂後のレッドデータブックは来年3月に発行される予定。
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