【スウェーデン】2017.04.20 発表
スウェーデンのイサベラ・ロヴィーン国際協力・気候変動担当大臣と、アメリカ・カリフォルニア州のブラウン知事は、気候変動に関する協力文書に署名した。この署名は両国の気候行動における協力の第1歩で、今後、気候変動に対する世界の目標水準を引き上げるため協力を強化していくという。次回気候交渉に向け非国家主体を支援することなどが例として挙げられている。ロヴィーン大臣は、「世界6位の経済規模を持つカリフォルニア州は、世界が気候変動とたたかううえで大きな力である。今後、研究、技術革新、貿易・産業、政策、排出削減対策などで、建設的な協力ができると期待する」と述べた。スウェーデンはまた、カリフォルニアが立ち上げたUunder2イニシアティブへの支持も表明した。Under2協定は、地球の気温上昇を2℃未満に抑えるために、アメリカのカリフォルニア州とドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州がパリ気候会議に先立って立ち上げたもので、参加する自治体などは2050年までに温室効果ガスを1990年の水準から80~95%削減することを約束する。現在までに167の国や地域がUnder2の覚書に署名または支持している。【スウェーデン国際開発協力・気候省】
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