【企業】2017.01.30 発表
パナソニックは、アルカリ乾電池での新製品「EVOLTA NEO(エボルタ ネオ)」を4月26日に発売する。新製品は9年ぶりで、自社最高の長持ち性能を実現した。2008年に発売した現行の「EVOLTA」の技術を基に、電池の性能を左右する3大要素とされる材料、工法、構造を進化させた。長期保存性能も向上し、10年後のエネルギー保有率を高めた。
材料の進化は、正極材の主材料として高密度・高純度の二酸化マンガンを新たに開発するとともに、材料同士の密着性を高める潤滑剤の“バインダ”を新しく採用した。二酸化マンガンの粒子同士の密着性を高め、充てん量を増やして長もち性能を向上させた。亜鉛を使う負極材には亜鉛の反応効率を高めるための反応促進剤を新たに使用した。
工法は、二酸化マンガンを圧縮成型した部材“ペレット”を高密度化する独自の方法と、ペレットを外装缶に隙間なく組み上げる新工法を開発した。これによって材料の充てん量が増加し、長もち性能と長期保存後のエネルギー保有率が高まった。構造では、約25%薄くした新しいセパレータなどで、充てんスペースを広げて正極材を増量した。
長持ち性能は10%アップし、推奨期限とする10年後のエネルギー保有率は約20%向上した。正極材に銀化合物を使用することで、液漏れにつながる過放電後のガス発生量も約30%削減する。EVOLTA NEOは単1、2、3、4形の4種類を展開し、合わせて月産600万本を計画する。現行のEVOLTAは2016年12月末に世界80カ国で累計生産22億本を突破した。【パナソニック株式会社】
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/01/jn170130-2/jn170130-2.html
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