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【ドイツ】2017.01.18 発表
ドイツ 内閣が南極責任法案を承認
ドイツ連邦内閣が南極責任法案を承認した。同法は、南極における環境保護をより改善することを目指すものであり、これにより、環境保護に関する南極条約議定書で定められている責任に関する附属書を国内法に転換するものである。規定事項は、すべての関与国家が決定に批准した後に、ドイツ国内で施行される。法案では、南極の環境危機の回避、並びに危機の制限を行うために、南極で従事する組織、企業に課される義務が示されている。輸送手段における適切な技術装備、人材教育、緊急期の対応計画などのほか、環境に有害な事態が生じた場合に、環境被害を回避するために対策をとることが義務付けられる。組織や企業が対策を取らない場合、第3者による対策がなされ、原因を引き起こしたものがその費用を負担し、対策を行うものがない場合は、国際基金によって実施されることが定められている。法案は、今後、連邦参議院、連邦議会にて審議される。【ドイツ連邦環境省】
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