【国連】2016.11.06 発表
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、パリ協定を正式に締結した国が、2016年11月6日までに100か国に達したと発表した。UNFCCC締約国197か国のうち半分以上がCOP22を前にパリ協定を締結したことになる。UNFCCCは、パリ協定の目標を達成しようという各国政府の強い意志を示すシグナルが続いていることは、目標達成のための道筋に乗るまでの時間は限られていることから、極めて重要であるとしている。エスピノーザUNFCCC事務局長、COP22議長を務めるモロッコのメズアール外務大臣は、このきわめて早い各国の対応に賞賛の意を表した。
パリ協定は、締約国のうち少なくとも55か国(かつその温室効果ガス排出量の合計が世界全体の55%以上となる)が批准書(または承諾書など)を寄託してから30日後に効力を発することになっていたが、この条件が2016年10月5日に満たされ、協定は11月4日に発効した。【国連気候変動枠組条約】
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