【ドイツ】2016.10.24 発表
ドイツ連邦環境省は、10月24日、「第1回全国ブルーエンジェルアクションデー」において、オランダのFairphone社のスマートフォン一製品に対し、エコラベル「ブルーエンジェル」を授与したことを公表した。同時に、ドラックストアDM社によるマイクロプラスチックを含まない食器用洗剤やBonTonToy社による有害物質を含まない玩具にも授与された。ヘンドリックス大臣は、「我々は、持続可能な生活スタイルを実現するために、消費者によりよい条件を提供しなければならない。これには、ブルーエンジェルのような信頼のおける認証システムが有効である」と述べた。ブルーエンジェル授与の対象となる携帯電話には、特に、交換用電池の確保や少なくとも2年の補償期間の導入、さらにメーカーには古い機器の独自の回収システムを用意し、国際労働機関(ILO)の中核的労働基準の遵守が求められる。ブルーエンジェルは、多くの消費者にとって主にリサイクル・トイレットペーパーや有害物質の排出が少ない塗料で知られている。既に120の製品群の1万2000品に対して授与されており、新しいものでは、 Carus社のLED照明やHenkel 社の家庭用洗剤などがある。「第1回全国ブルーエンジェルアクションデー」は、このエコラベルを、より消費者の意識に浸透させることを目指し、開催された。【ドイツ連邦環境省】
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