【ドイツ】2016.08.08 発表
ドイツ連邦環境省は、助成プログラム「気候変動への適応」への募集を、8月初旬から再開することを公表した。助成重点は、「企業のための適応コンセプト」、「教育モジュールの開発」、そして「自治体の先進的プロジェクト」の3つであり、中小企業や自治体系企業、教育施設や各団体、並びに自治体に対し、多様な対策分野における適応コンセプトの開発・実証の支援を目的にしている。連邦環境省の委託を受け、ユーリッヒ研究センターがプログラムの運営を担う。「企業のための適応コンセプト」には、最大で10万ユーロ、「教育モジュールの開発」には最大で20万ユーロ、そして「自治体の先進的プロジェクト」には最大で30万ユーロの助成金が用意されている。2012年以降、気候変動への適応に対し、地域において100以上のプロジェクトが実施されてきた。その分野は、水管理、農林業、産業、商業、インフラストラクチャー、環境など多岐にわたる。
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