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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2016.05.20 発表

アメリカ海洋大気庁、2016年4月も世界の気温は観測史上最高だったと報告

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2016年4月の世界の陸海表面の気温が、20世紀の平均である13.7°Cを1.10°C、これまでで最高だった2010年の記録を0.28°C上回り、4月の気温として1880~2016年の平均との差が観測史上最も大きかったと報告した。12か月連続で世界の気温の記録が更新されたことになるという。陸表面の気温は、20世紀の平均である8.1°Cを1.93°C、これまでで最高だった2007年の記録を0.42°C上回り観測史上最高を記録した。海表面の気温は20世紀の平均を0.80°C、これまでで最高だった2015年の記録を0.14°C上回り観測史上最高を記録した。特にロシアとアラスカの大部分で平均より3.0°C以上高い気温が観測され、アメリカ、アフリカ、アジアなどでも記録的高温が観測された。一方、カナダ北東部や南アメリカ南部などでは平均より気温が低かったという。

プレスリリース

http://public.wmo.int/en/media/news/april-continues-record-temperature-streak

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