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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2016.05.11 発表

アメリカ、ベタービルディング・チャレンジでエネルギーコストを13億ドル以上削減

 アメリカエネルギー省(DOE)は、建物のエネルギー効率化と気候変動への対処を目的とした「ベタービルディング・チャレンジ」制度で、2011年の起ち上げ以降エネルギーコストを13億ドル以上削減し、有害な炭素排出を1000万トン回避できたと報告した。現在、同チャレンジでは全国の官民の310機関がDOEのパートナーとして参加し、「10年以内に20%以上のエネルギー使用削減」の目標に取り組んでいる。参加機関を合わせると、建物および施設数は3万4000棟、敷地面積は42億平方フィートとなり、エネルギー効率への投資額は55億ドルに上るという。これまでに35機関がエネルギーおよび水の削減目標を前倒しで達成しており、パートナー機関全体では年間平均2%以上エネルギー使用を削減しているという。パートナー機関が目標達成のため利用した革新的なソリューション(解決策)や実証済みの戦略はウェブサイトで公開しており、掲載されたソリューション数は400以上に上る。

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