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[海外エコニュース一覧]

【オランダ】2016.04.15 発表

オランダ、公共交通バスを排出ゼロ車両へ切り替えると発表

オランダ社会基盤・環境省(I&M)は、2025年以降のオランダの新たな公共交通バスを、すべて排出ゼロ車両にすると発表した。電気および水素駆動のバスを増やすことで汚染防止と温室効果ガス排出削減を進める。北ブラバント州とリンブルフ州はこの取組を率先して進めており、数年以内に完全に電気バスに切り替えるという。また、自治体連盟と主要都市は、バス事業者の入札手続にすべてのバスが排出ゼロ車両であるという要件を含めることに合意した。さらに、2025年までに、バスを駆動するエネルギーを地域の太陽光および風力発電によって生成された完全に持続可能なものにするという要件も設ける。

 排出ゼロ車両への切り替えを進めるもう一つの利点は、競争の活性化により革新的で安価な新技術の開発が促進されることだという。オランダのバスメーカーであるVDL社やEbusco社は既に電気バス製造で主導的な役割を果たしており、国内外で電気バスを販売しているという。

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