【ドイツ】2016.02.24 発表
ドイツ連邦環境省は、連邦内閣が、「持続可能な消費のための国家プログラム」を承認したことを公表した。これは、具体的な対策を含む持続可能な消費政策のための基本方針であり、連邦環境省が策定し、連邦消費者保護省と連邦食糧農業省と共同で内閣に提出したもの。一般家庭による消費による意思決定は、資源の過度な使用や環境負担に重大な影響を与えている。産業国では、温室効果ガス排出量の約4分の3が消費活動を要因としており、対策を進めることにより、気候保護だけでなく、生物多様性や資源保護などその他の環境分野における負担を削減する重要な可能性を持っているとしている。ヘンドリックス環境大臣は、「持続可能な消費のための国家プログラムは、社会全体を対象にしている。消費分野における多様なアプローチを可能にし、可能な限り多くの当事者の行動を促すことが求められる。これを実現してのみ、我々の社会における持続可能な消費活動が実現する」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】
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