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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2016.01.19 発表

アメリカ海洋大気庁、2015年の世界の平均気温は過去最高を記録したと確認

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2015年の世界の平均気温と海面温度は20世紀の平均気温を0.9℃上回り、1880年から2015年の観測史上最高を記録したと発表した。NOAAによると、これまでの最高値である2014年の記録を0.16℃上回り、上昇幅は過去最大だったという。2015年の12か月のうち平均気温が過去最高を更新したのは10か月で、そのうちの5か月は上昇幅がこれまでで過去最大だったという。また、当時観測史上最も気温が高かった1997年からの18年間のうち16年は1997年より気温が高かったという。NOAAの環境情報センター(NCEI)の気象学者等の研究チームは、9月の時点で、2015年の世界の気温が最高値を更新する可能性は97%であると公表しており、新記録の更新を確信していた。NOAAの科学者等は、毎月、ENSO ブログ上で、強力なエルニーニョ現象の影響による熱帯太平洋の気温上昇の記録を掲載している。【アメリカ海洋大気庁】

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