【アメリカ】2016.01.07 発表
アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2015年のアメリカ(本土)の年間平均気温は54.4°Fで、2012年(55.3°F)に次ぐ、記録上2番目に高温の年だったと報告した。また2015年は、20世紀の平均気温よりも2.4°F高く、これにより19年連続で20世紀の平均気温を上回ったことになる。2015年初頭は、西部は非常に高温で東部は寒冷だったが、2015年の終わりには、西部はほぼ平均的な気温に留まり東部では記録的な高温となった。この気温のパターンによって、すべての州で例年よりも高い年間の平均気温を記録したという。アメリカ全体の平均降水量は34.47インチとなり、121年の観測史上3番目に多かった。地域別では、アメリカ中部と南東部は平均より降水量が多かったが、西部と北東部の一部は平均よりも少なかったという。また、2015年には、干ばつ、洪水、暴風雨、林野火災など、それぞれ10億ドル以上の損失を生む大規模な自然災害が10件発生したという。【アメリカ海洋大気庁】
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