【アメリカ】2015.05.27 発表
アメリカエネルギー省(DOE)は、建物のエネルギー効率化と気候変動への対処を目的とした「ベタービルディング・チャレンジ」で、2011年の起ち上げ以降エネルギー経費を参加機関全体で8億4000万ドル削減できたことを発表した。現在、同チャレンジでは250以上の機関がDOEのパートナーとして20%のエネルギー使用削減に取り組んでおり、2014年には9つのパートナー機関がエネルギー削減目標を達成したという。これまでに達成した炭素排出削減量は600万トンに上り、これは自動車100万台分の排出削減に相当する。
今回DOEは、この成功をさらに推進するため、同チャレンジに新たに節水目標を含めることも発表した。パートナー機関は、DOEと連携してデータ収集・分析を実施し、節水の障害となる問題へのソリューションを共有できる。DOEは、アメリカ環境保護庁(EPA)や住宅都市開発省(HUD)等の連邦機関や、非政府機関の専門家とも連携し、技術支援を行うという。【アメリカエネルギー省】
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