【イギリス】2015.02.17 発表
イギリス政府は、イングランド東海岸のヨークシャー・ハンバーサイド地方の沖合にあるドッガーバンク(Creyke Beck A, B)の新たな洋上風力発電(ウインドファーム)プロジェクトの建設を承認した。これはヨークシャー沖合約130kmの海域に、最大400基のタービンを設置する計画で、最大設置容量は2400MWとなる。このプロジェクトで、環境配慮型の雇用900人分が創出されるという。
ウインドファームの建設と運用に伴う費用は、ほぼ半分が国内の企業から調達されるという。近隣のハル市でも、2014年、シーメンスとABPが新たなウインドタービン生産・設置施設開発のため、合わせて3億1000万ポンドを投資し、1000人の新規雇用を創出すると発表している。デイヴィー大臣は、「国産エネルギ―を活用すれば、イギリスに雇用とビジネスを創出し、消費者に最良の取引を提供し、輸入依存を減らすことができる。風力発電産業はこの計画に不可欠で、2010年以降、145億ポンドが投資され、3万5400の雇用を生み出している」と述べた。【イギリスエネルギー・気候変動省】
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