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【中国】2015.02.04 発表

中国、2014年12月の大気汚染対策に関する検査結果を公表

 中国環境保護部(MEP)は、中国主要都市の大気汚染対策に関する検査結果を公表した。MEPは、2014年12月に大気汚染対策検査キャンペーンを実施し、北京、天津等の都市や、河北省、山西省、内モンゴル自治区、遼寧省、吉林省、江蘇省、安徽省、河南省、湖北省、湖南省、広東省、甘粛省、青海省、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、成渝都市圏の各主要都市を対象に、建設現場や主要道路、貯炭所、主な汚染源から発生する大気汚染の管理状況の検査を実施した。検査員は、秘密検査、夜間検査、抜き打ち検査を行ったほか、検査地までの道路粉塵、自動車排出ガス、資材置場等の非特定汚染源も検査したという。検査結果として、MEPは地域の大気汚染対策の進捗と88件の問題事例を報告した。問題が見つかった都市の人民政府には、違反者を処罰し、解決を図るよう求めるという。MEPは、大気汚染に対する地域の取り組みを促進するため、今後もこの種の検査月間を実施していくとしている。【中国環境保護部】

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