【EU】2015.01.28 発表
欧州議会は、2015年1月28日本会議において、議員、ラトビア議長国、アリアス・カニェテ気候行動・エネルギー担当委員が、2015年12月にパリで開催される気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)へのロードマップについて議論したと報じた。COP21では、京都議定書に代わる新たな世界の気候合意の実現を目指して開催される。議員らは、気候変動への緩和と適応の資金を増額する必要性とともに、EUのパートナーに野心的な気候緩和努力を表明するようEUが働きかける必要性を強調した。欧州排出権取引制度の迅速な強化を求める議員も多かった。排出権取引制度の法制度については現在環境委員会で議論が進められている。また、欧州の産業基盤が環境規制の弱い国へと移るとして、カーボンリーケージのリスクを警戒する意見も聞かれたという。【欧州議会】
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