【アメリカ】2015.01.20 発表
アメリカエネルギー省(DOE)の傘下にある国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、「2013年再生可能エネルギーデータブック」を公表した。これは、同研究所の戦略エネルギー分析センターが作成した年次報告書で、再生可能エネルギーによる発電、再生可能エネルギー開発、クリーンエネルギー投資、技術別のデータと傾向など、国内外のエネルギーに関するさまざまな統計を示している。これによると、2013年のアメリカ国内の総発電設備容量および総発電量に占める再生可能エネルギーの割合はそれぞれ15%および13%で、新たに導入された設備の総発電容量に占める割合は61%になった。国内で最も急成長した発電技術は太陽光発電で、その累積発電設備容量は前年比で約66%増加した。また、世界の総発電設備容量でみると、再生可能エネルギーが占める割合は23%となった。同データブックは、さまざまな利用者が利用しやすい形式でデータを表示しており、世界中の政策立案者、アナリスト、投資家にとって重要な情報源となっているという。【国立再生可能エネルギー研究所】
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