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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2015.01.23 発表

イギリス、自然環境とのふれあいは国民にとって重要であることを示す調査結果を公表

イギリス政府は、国民と自然環境に関する調査結果を公表した。これは、2009年からナチュラル・イングランド、イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)、森林委員会からの委託により毎年行われているもので、今回が5回目となる。報告書によると、イギリスでは2013年3月から2014年2月の1年間で4230万人の成人が29億3000回も自然環境を訪れており、これは過去5年間で最高の記録だという。健康や運動のために調査の前週に戸外へ少なくとも一度は出かけたことがある人の割合は、第1回目の34%から45%へと増加した。回答者の多くは、戸外で自然環境とふれあうことで気分が回復しリラックスできると答えており、生活の満足感や幸福感を得ているとしている。また、自宅から2マイル以内の自然環境に訪れることが多く、96%が自宅近くに緑地が必要だと感じているという。この調査データは、イギリス統計局の公式なデータソースとして指定され、イギリス公衆衛生局をはじめ自然保護活動家や医療関係者などに利用されている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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