【ドイツ】2015.01.12 発表
ドイツ連邦環境省は、ハノーファー・ブラウンシュヴァイク・ゲッティンゲンに広がる都市圏で実施される気候変動への適応プロジェクトに対し30万ユーロを拠出することを公表した。対象地域の人口は380万人に上る。これらの地方自治体は、地域における電力、熱、交通におけるエネルギー需要を2050年までに100%再生可能エネルギーで供給することを2011年に決定した、ドイツ国内で最初の地域である。プロジェクトでは、都市圏内の地方自治体が協働で、気候保全やエネルギーシフト、気候変動への適応に関する既存の見識を連携させ、この地域における気候変動に適応したエネルギーシフトへの道を固めていくことになる。そのために、気候モデルデータを評価し、気候変動による再生可能エネルギーの生産や輸送における影響の有無を調べ、再生可能エネルギーに関する地域のポテンシャル分析を行っていく。【ドイツ連邦環境省】
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