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[海外エコニュース一覧]

【EU】2014.12.01 発表

欧州環境庁、コペルニクス地球観測計画で欧州委員会と協力

欧州環境庁(EEA)は、「コペルニクス」地球観測計画で欧州委員会との協力継続に合意したと発表した。欧州委員会Daniel Calleja企業産業総局長と、Hans Bruyninckx欧州環境庁長官が2014年12月1日、委任契約に署名した。これにより、2014~2020年で約8700万ユーロがEEAに託される。EEAは、コペルニクス計画の地球観測衛星による土地モニタリングサービス実施の調整と、現場での直接観測データ収集活動の調整を担当する。この調整によって、欧州全域の土地利用と土地被覆の変化のモニタリングが容易になり、データセットが統一されることで、各国の比較も可能になるという。コペルニクス計画の衛星による土地モニタリングデータは、都市スプロール(都心部から郊外へ市街地が無計画に広がる現象)の状況把握、洪水の防止、生態系のマッピングなど幅広い用途に利用可能である。また現場での直接観測データの調整により、大気質、水質モニタリングの測定結果などが利用しやすくなるという。【欧州委員会】

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