メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【研究機関】2014.11.19 発表

世界資源研究所、温室効果ガス排出削減の透明性と行動促進を目指す2つの新基準を公表

世界資源研究所(WRI)は、気候政策の進展と国際気候交渉の透明性向上を目指す2つの新たな温室効果ガスプロトコル(GHGP)基準を発表する。その一つ、「政策・行動基準(Policy and Action Standard)」は、特定の政策や措置の温室効果ガス削減への有効性を評価するもので、政策決定者やアナリストによる進捗評価と報告の足掛かりとなる。もう一つの「緩和目標基準(Mitigation Goal Standard)」は、各国政府がより広い視点から排出見通しを予測し、その政策ポートフォリオが気候目標に沿ったものかどうかを判断するためのものである。WRIが2014年11月21日にこの基準発表のために実施するイベントでは、アメリカ政府や国連気候変動枠組条約事務局の代表者らがコメントを述べるほか、この基準の使用方法について研修ワークショップも行われる。【世界資源研究所】

前のページへ戻る