【イギリス】2014.11.14 発表
イギリスエネルギー・気候変動省(DECC)は、アイリッシュ海の洋上風力発電施設、ウォルニーIとIIを北西側に拡張する新洋上風力発電施設の開発を政府が承認したと発表した。この新プロジェクトでは最大207基のタービンが建設され、発電容量は最大750MWとなる見込みで、建設されれば、既に世界最大級の規模を誇るウォルニー洋上風力発電施設がさらに3倍に拡大することになる。DECCは、このプロジェクトがクリーンで安定した国産エネルギーの供給を増やし、環境保全型雇用も創出することを強調し、また政府の政策によりイギリスが洋上ウインドファームへの最適な投資対象地になったとしている。
ウォルニー拡張風力発電施設は、低炭素発電のための新制度の下で、初期の差額支払契約(CfD)を結んだ5つの洋上風力発電プロジェクトの1つである。開発はDong Energy Walney Extension (UK) Ltd.が実施する。プロジェクトの開始には開発者の最終投資決定が必要だが、決定すれば建設活動の主要部分は、2016~2019年に実施されるという。【イギリスエネルギー・気候変動省】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.