【その他】2014.10.31 発表
世界初のREDD+アカデミーがインドネシアのジョクジャカルタで開講された。これは、森林に蓄積される温室効果ガスから経済的価値を創出することにより、森林減少・劣化に対する取り組みを活性化させ、環境の持続可能性と経済成長の統合を促すことを目的としたイニシアティブで、UN-REDD(国連の森林減少・森林劣化からの温室効果ガス排出削減プログラム)の専門家、UNORCID(国連インドネシアREDD+調整事務所)、イェール大学が進めている。初回となる4日間の研修プログラムには、アジア太平洋の各国政府代表、インドネシアの国会議員、マスコミ関係者等83名が参加し、REDD+の概念とそれが国の発展に及ぼす効果に関して包括的かつ実践的な理解を深める。シュタイナーUNEP事務局長はビデオメッセージを寄せ、REDD+を「森林減少、および森林生態系が担う重要な役割の確保に対する唯一で最大の取り組み」とし、インドネシアはこの国際的な取り組みを強化している国の1つになったと述べた。次回は、2015年にアルゼンチンで開催される予定だという。【国連環境計画】
http://www.unep.org/newscentre/Default.aspx?DocumentID=2803&ArticleID=11033&l=en
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