【国立環境研究所】2014.10.31 発表
国立環境研究所および京都大学を含む欧米・アジアの研究グループは、カエルツボカビ菌と同属新種の菌が原因となる両生類感染症イモリツボカビについて世界各地の両生類の感染状況や、感染実験による感受性を調査し、さらに両生類および菌のDNAを調べることで、本菌の起源と、今後の生態リスクについて解析を行った。その結果、[1]イモリツボカビは、カエルなどの無尾類には寄生せず、有尾類、すなわちイモリやサンショウウオにのみ寄生するとともに、それらに対して高い病原性を示すこと[2]本菌の起源はアジアにあり、アジア産の有尾類とともに数千万年という長い年月を共生していること[3]本菌は近年になって人為的にヨーロッパに持ち込まれたと考えられ、本菌に対して抵抗力のないヨーロッパ地域の有尾類は、本菌の侵入によって今後壊滅的な被害を受ける可能性が高いこと -を明らかにした。【国立環境研究所】
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